クルマのエアコンの嫌なニオイが気になる方!原因と対策をお伝えします!

エアコンをつけた時、嫌なにおいがすることはないですか?
特に湿気が多い梅雨時期などは、気になる方も多いのではないでしょうか?人の車に乗せてもらった時なんかは、気が付きやすかったりします。
梅雨の時期は、濡れたものをそのまま車内に放置することもありますし、小さいお子さんがいる方や営業車では、車内で食べ物を食べることもあるでしょう。この時期は、湿度や温度も高く、ニオイが発生しやすいので、要注意です!
こんにちは!ふじめろです。
この記事では、クルマのいや~なニオイの原因と、対処法をお伝えしています!
湿度が高いこの時期にしっかり工夫して、夏に向けて快適な車内にしてくださいね!
クルマのエアコンのニオイの原因は?
におう原因は、主に2つです。
① カビや雑菌が繁殖
② 日常生活のニオイ
詳しく解説していきます。
① カビや雑菌が繁殖している
エアコン内部にある「エバポレーター」と言う部分に、カビや雑菌が繁殖していることが原因の場合があります。
エバポレーターは、「空気を冷やす装置」なのですが、冷房を作動させると結露が発生するため、カビが繁殖することがあります。その場合、エアコンを使用するたびに、カビくさい嫌なニオイが発生します。
② 生活臭
車内にニオイが発生するものをいろいろ置いてませんか?
芳香剤や食べ物、そして、車内でたばこを吸うと、そのニオイや煙がエアコン内部に入り込み、ニコチンやタールが蓄積されます。どんなニオイも溜まっていくと、エアコンを作動させた時に、まじりあって車内に広がることがあります。
クルマには、「エアコンフィルター」が装備されていて、 取り込む空気の ホコリや汚れ、カビやニオイを取り除いてくれていますが、交換していないと、エアコンフィルターも汚れたり、ゴミがたまったりして機能できていない場合があります。

ニオイには どう対策したらいい?
まずは、エアコンフィルターの状態を確認しましょう。エアコンフィルターは交換していますか?
エアコンフィルターは、 1年ごと または 走行距離1万キロごとに交換がおすすめです。
定期交換しているのに、かび臭い場合は、エバポレーターの清掃を依頼しましょう。
エバポレーターを洗浄して汚れやカビを取り除くと、消臭効果が期待できます。洗浄方法は専用のクリーナーを用いる簡易的な方法と高圧洗浄で本格的にきれいにする方法があります。
放置するとどうなる?
ニオイの原因の多くは、カビや雑菌が繁殖していることです。ですから、これらを放置すると、健康上の問題が発生しないか心配です。
カビや雑菌が、エアコンにより、車内に広がり、運転者や同乗者が吸い込むことになります。ぜんそくやアレルギーを持つ人は特に気になりますよね。
放置し続けると、エアコンフィルターがつまり、エアコンの効きが悪くなったり、燃費の悪化にもつながります。
溶剤でのエバポレーターの洗浄がおすすめ!
ニオイの主な原因である 「エバポレーター」を洗浄する場合、 本格的にするには、ダッシュボードを外し、ガスを抜いてエバポレーターを出して洗浄となりますが、こちらは、かなり高額になってしまいます。
ですので、当社では、ピットワークというメーカーの「エバポレーター洗浄・抗菌剤」という溶剤を使って、内部を洗浄することをおススメしています。

エアコンの結露などを排出する 「ドレーンホース」という部分に、専用ノズルを差し込み、液剤を注入していきます。途中外れるといけないので、しっかり差し込んで施工します。
つぎの動画は、エバポレーターに溶剤を注入しているところです。
3分~5分程度で液剤が注入され、その後20~30分ほど状態を維持し、汚れやカビを浮かせます。
ノズルを外すと、内部の汚れが、注入した液と共に排出されます。この溶剤で洗浄すると、内部が抗菌もされるので、おすすめです。
1年に1回ほどすると気持ちよくエアコンが使えますよ!
まとめ
エアコンをつけ始めた時のニオイは、エアコンフィルターのつまりや、エパポレーター内のカビが原因であることが多いです。
まずは、エアコンフィルターの交換をしてみて、まだ気になる場合は、エパポレーターの洗浄をおすすめまします。いつもと違う臭いがした場合は、また別の原因があるかもしれませんので、整備工場へ連絡してください。
梅雨の時期は、車内を清潔に保つことも重要ですので、食べこぼしの掃除や 濡れた傘の始末など、特に気を付けてみてくださいね。

当社では、エアコンフィルターは、車種により値段が変わりますが、2000円代から交換できますし、溶剤でのエバポレーター洗浄は7000円~8000円くらいで承っています。
気になる方は、スタッフにおたずねください。ニオイ対策をして、快適なカーライフを過ごしてくださいね。