【クルマの暑さ対策】暑い車内の冷やし方!おすすめの対処法を紹介!【快適カーハック術】
毎日暑いですね。この時期は、クルマを乗る時の車内の暑さが気になります。クルマに乗り込んだら、車内はサウナ状態・・・あっという間にシャツは汗だく、お化粧なんかも崩れてしまいます。
夏は、そんな悩みもありますが、ちょっとしたコツを知って、すこしでも快適に過ごしていきましょう!
こんにちは!ふじめろです。
今回は、クルマの夏の暑さ対策にぜひ実践してほしい方法や、また、温度上昇をすこしでも予防する方法などをご紹介します。夏の時期も、ちょっとして工夫をして、楽しいカーライフをすごしてくださいね!
まずは車内の温度を下げよう!【簡単に温度を下げる方法】
真夏の車内は、何度くらいになるかご存じですか?
JAFによるユーザーテストによると、気温35℃の炎天下に車を停めておくと、なんと30分で「45℃」まで上昇。3時間では55℃を超えるということがわかっています。
さらに、直射日光受けるダッシュボードあたり、70度〜80度近くまで達するとのことです。やけどしてしまいます。
まずは、車内の温度を素早く下げることが必要です!
次の3つ手順で実践してみましょう。
- <手順1>熱気を追い出す! エンジンをかけ、車のドアをばたばたと開閉させる
- <手順2>やけど防止! 濡れたタオルでふくハンドル等を拭く
- <手順3>爆速換気! エアコンをかけて走り出す
詳しく解説していきます。
<手順1> エンジンをかけ、車のドアをばたばたと開閉させる
まずは、エンジンをかけ、それから車内の熱気をそとへ出しましょう!
助手席側(後部座席でも)のドアをあけ、そして、運転席のドアを5度ほど開閉してください。
空気が入り、車内の空気をすばやく外へ押し出すことができます。助手席側の窓だけあけてもよいです。
JAFのテストによると、下記の方法でドアを開閉して熱気を逃すと、車内温度が1分以内に7.5度下がることが分かっています。
<手順2> やけど防止!濡れたタオルでハンドル等をふく
ドアを開けて、熱気を出したら、次はやけどしないように粗熱をとりましょう。
濡れタオルがあるなら、イスやハンドルをひと拭きするとずいぶん熱がとれます。
車内の気温を下げる方法ではないですが、やけど防止のために、おすすめします。
ハンドル
シートベルトの金具部分
チャイルドシートの金具部分などもやけどに注意してほしい部分です。
<手順3> エアコン全開で走り出す
まだ車内の温度は暑いと思いますが、あとは走行出すことで換気します。
①全部の窓を全開!
②換気を外気導入に!
③エアコンのパワー全開
温度設定は最低(Lo)
④そして走行=333
2分もすれば熱気が落ち着くので
⑤エアコンを内気循環に切り替えて車内を冷やしましょう。
①~④で、外気が車内にこもった熱気を一気に外に出せますので、車内の気温はぐんと下がります。
JAF(日本自動車連盟)が行ったユーザーテストによると、この方法で、2分以内に30度近く車内の温度を下げられることがわかっています。
クルマを停車したままエアコンをかけ続けるより、短時間で車内の温度がさがりますので、エアコンの効きも良くなり、燃料も節約となります。
車内の暑さを抑える対策もしておこう!
出来るだけ日陰に停車できればよいですが、炎天下にクルマを停めることが分かっている場合は、車内の温度上昇を少しでも抑える対策をしてくとよいです。
おすすめの3つをご紹介します
サンシェード
主にフロントウインドウ部分に置き、車内を日陰にして温度上昇を防いてくれます。
商品によって効果はさまざまですが、日光が直接車内にあたるのを防ぐことができるので効果的です。
ただし、毎回 取り付けと取り外しの作業がめんどうに思えたり、また、サンシェードを置く場所にも困ってしまうこともあるのが難点です。
今はそう思う方にも使いやすいように、傘型のサンシェードやさまざまキャラクターものなども売られています。
傘型は、コンパクトに収納しながら、しっかりと機能性もあるため、面倒に思う方におすすめです。ただ、アイサイト搭載車など、カメラの位置によっては上手く付けられないこともあるので、注意です。
以前、当社の特典として、マッハ車検の”みふねくん”のサンシェードをお客様へお渡しし、マッハGOGOGOのファンの方には、大変喜ばれたことがありましたが、好きなキャラクターやデザインだと、気持ちが上がるので、面倒さも半減するかもしれません!
ぜひ、続けられるようにお気に入りを探してみてくださいね。
遮光カーテン
遮光カーテンを設置するという方法もあります。
大型ミニバンなどは、ボタン一つで開閉できる電動カーテン(オプション)が用意されているものもあります。
日光を遮ってくれるので、温度上昇を抑えるのに効果的です。ただし、フロントウインドウには別途、サンシェードを併用する必要がありますし、またカーテンの取付金額もお安くないのが難点です。
取付を自分でしてみるのもいいかもしれません。
断熱フィルム
窓ガラスに断熱フィルムを貼ることで、温度上昇を抑制することもできます。
温度上昇の原因となる赤外線を防いでくれ、サンシェードと同様にこちらも効果的です。営業職などで車の駐停車が多い方など、車内の温度変化を感じる事が多い方は、やってみてはいかがでしょうか。
こちらも自分でフィルムを施工される方もいらっしゃいます。
「車に水をかける」とよい?!
車の暑さ対策として、直接「車に水をかける」ことをおすすめしているサイトもあります。
車自体が、高温になっていますので、水をかければ車内の温度もさがる?というイメージはあります。
しかしこの方法はあまりおすすめしないです。
JAFの実験では、「バケツ(8L)で3杯分の水をかけたが、車内温度は0.9℃しか下がらず、効果はなかった。」とのことです。
水をかけて、ボディの上で水滴が蒸発すると“イオンデポジット”や“ウォータースポット”といった水アカができてしまいますし、あまりメリットはなさそうです。
まとめ
炎天下では、思った以上に車は高温になります!
年々、日本の夏の暑さは厳しくなっていく一方です。それでも、ご紹介したような暑さの対処法を知って、夏でも少しでも快適なお出かけしていきましょう!
クルマに乗り込むときは
●ドアを5回ほど開け閉めしましょう
●車内に乗り込むときは”やけど”に注意!濡れタオルでふき取りを!
●窓を全開にして、換気を外気導入に!エアコンのパワー全開(Loで強風)で走り出しましょう!
走り出してしまえば、2分もすれば熱気が落ち着くので
●エアコンを内気循環に切り替えて、温度を調節して車内を冷やしましょう
サンシェードは、100均にもありますし、価格以上に効果を感じていただけると思います。
他にも、この時期に冷却スプレーを持っていると、熱中症予防として、服などに吹き付けるだけでなく、チャイルドシート全体を冷やしたりできるので、お子さんが一緒の方は便利にお使いいただけますよ。
夏は、暑いですが、プールや海、キャンプにとお出かけが楽しい季節です。暑さ対策して、夏をたのしんでくださいね!