【知っておこう!】タイヤ交換の必要性と交換頻度!
皆さん、タイヤの状態はチェック出来ていますか?
こんにちは!ふじめろです。
タイヤは、路面と接して「走る」「曲がる」「止まる」といったことを制御する大切なパーツです。まさに命をのせているともいえます。
この記事では、タイヤの基礎知識として、『交換しないとどうなるのか?』『タイヤの寿命・交換のタイミング』などを記載しています。タイヤの値段も上がっています。長寿命のコツなども知って、安全かつすこしでも長く使っていけるとよいですね!
タイヤを交換しないとどうなる?
タイヤは走れば走るほど摩耗していきます。
そして、摩耗したタイヤを装着したままだと、ブレーキの利きが悪くなり、雨天時にはスリップしやすくりなり危険です。さらに、タイヤはゴム製品のため、時間が経つにつれて油が揮発し、柔軟性が失われ劣化してきます。
摩耗したり、劣化したタイヤを使い続けるとタイヤが破裂し、事故となる場合もありますので注意が必要です。
空気圧管理も大事で、空気圧が減ったまま使用すると、燃費が悪くなったり、ハンドルが重くなったり、摩耗に偏りがでたりと色々な悪影響を及ぼします。
具体的な発生リスクは下記のようなものです。
- 停止するまでの制動距離が長くなる
- タイヤが破裂する(バースト)
- スリップしやすくなる
- 摩耗に偏りがでる
- ハンドルが重くなる
- 燃費が悪くなる
こちらは、高速道路走行中にバーストしたレクサスの後輪タイヤです。
おそらく釘を踏んでて、エアーが少ないまま高速を走ったことが原因だと思われます。
お客様は無事でしたが、前側のタイヤだったら大事故に繋がった可能性がありました。きちんと点検をしておけば、防げる事故もありますので、自分の愛車の状態をチェックし、事故を防止し、タイヤを長持ちさせていきましょう。
正しい交換時期の見分け方
●夏タイヤ
タイヤを交換する判断基準として『スリップサイン』があります。スリップサインが出たら即交換レベルです。
安全のためには、スリップサインが出来る前に、性能が大きく低下する前の4mm程度で交換をおすすめします。
タイヤがすり減り、残っている溝の深さが1.6mmになると、スリップサインと呼ばれるマークが出てきます。このサインが1箇所でも出たタイヤは、道路交通法で装着・使用が禁止されています。
では、スリップサインはどこにあるのでしょうか?
タイヤの側面を見てみてください。三角マーク(△印)があります。その三角マークの延長線上のタイヤの溝をチェックすると、溝の奥にゴムが盛り上がった部分があります。これがスリップサインです。
●冬タイヤ
スタッドレスタイヤにも、夏タイヤ同様に、残り溝1.6mmを知らせるスリップサインの他に、50%の摩耗を知らせる『プラットホーム』と呼ばれる突起があります。
溝の奥に突起が配置されているので、この突起の露出が近づいたら、タイヤ交換を検討してくださいね。
ただし、溝が残っていても、ひび割れや偏摩耗がある場合は、即交換となる場合もあります。こちらは程度によって、タイヤローテンションでまだ使えたり、ひび割れも程度によってはまだ走行できる場合こともあります。自己判断せず、車屋さんに点検してもらいましょう。
長持ちさせるコツは?
1. 日常点検をしましょう!
タイヤを自分でも点検をしましょう。●傷がないか●空気圧は?●異物(釘や石など)はないですか?
釘などが刺さっていると、バーストの危険もあります。
2. 月に一度は空気圧をチェックしよう
空気圧も自然減してしまうものになります。空気圧が不足していると、走行中のタイヤは大きく変形し、地面に押し付けられることで摩耗しやすくなります。空気の入ってない自転車をイメージしてみてください。適切な空気圧は、安全運転とタイヤの長寿命にとても影響します。月に一度、空気圧点検と、空気圧の維持ができるとよいです。
3. タイヤローテーション
タイヤは、前輪、後輪など装着位置によって摩耗に差が出るため、定期的にタイヤの装着位置を交換(ローテーション)しましょう。
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4. 保管方法
タイヤはゴム製品なので、直射日光に弱いです。紫外線、水、オゾン、油、熱などにさらされることで劣化が促進されます。長持ちさせるためには、涼しく暗い場所で専用のタイヤカバーを掛けて保管しましょう。
通常の使用および保管条件下では、タイヤをそばに置いていておいても 特別な危険はありませんが、油類や熱源のそばで保管すると、変質や発火の原因となり危険です。タイヤの間近で高温作業(溶接、研削、切断など)を行うと発火する場合もあります。もちろん、タイヤの保管場所付近は禁煙とします。
5. 安全運転
タイヤを長持ちさせるためには、日常の運転から気を付けて行きましょう。
急ブレーキや急ハンドルはタイヤを摩耗促進させててしまいます。また、ハンドルの据え切り(停車したままハンドルをきる)も、タイヤを摩耗させる原因になります。タイヤの寿命を伸ばすためにも、気持ちに余裕を持って丁寧な運転をこころがけましょう。
まとめ
タイヤは走れば走るほど消耗してしまいます。残量が4mmで交換を検討してください。タイヤの溝を測れるゲージも売られていますので、一つ持っておくと安心です。
溝を測るゲージは、Amazonで700円~900円くらいで購入できます。精度も高く、液晶で目盛を確認できるので、老眼でも見えやすいです。こちらか購入できます。参考まで。
また、車の使用状況、タイヤの保管状況、運転の仕方によっても消耗度合が違うため、点検が重要になります。たとえば、荷物を多く積んでいるのか?悪路走行が多い車は、当然、消耗が早くなります。ですので、タイヤの状態はオイル交換や半年点検時に車屋さんにもみてもらうことをお勧めします。
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