【車の基礎知識】冬の朝に要注意！エンジンがかからない！？バッテリートラブルを防ぐために知っておきたいこと

こんにちは。　ふじめろです。

皆さん、愛車のバッテリーについてどのくらい知っていますか？

特に寒い冬や、長期間動かしていないときに、「エンジンがかからない」といったトラブルが多いです。

車に乗り込んだら、『エンジンがかからない』『ライトの点灯が弱い』などいった症状は、多くの場合はバッテリーが原因です。

この記事では、車のバッテリーに関する事例、トラブルの原因、そしてそれを防ぐためのメンテナンス方法についてご紹介します。

事例紹介

先日お客様が

といったSOSがありました。

車はN-BOXで、いつものように電源ボタンを押しても、”カチャカチャ”といった音がして、エンジンが動ないようでした。

お客様が動画で様子を送ってくださったので、ご紹介します。

こういった「カチャカチャ」といった異音は、バッテリーが原因のことが多いです。

こちらのお客様は、ロードサービスで対応し、その場でジャンピング。その後、弊社へご来店されました。原因は、バッテリーの寿命です。

購入後一度も交換されたことがなかったとか。

その後、新品のバッテリーを交換して、いつも通りに戻りました。

トラブル時の対処法

バッテリートラブルが発生したら、主に下記のなかから対処法を選びましょう

①　いつもの整備工場へ連絡する

車の購入店や、車検やメンテナンスで利用している整備工場へ連絡してみましょう。いつもの整備士さんが、どうしたらよいか教えてくれるはずです。ロードサービス部門がある整備工場がある場合、２４時間365日対応してくれるところもあります。

②　ロードサービスを呼ぶ

頼れる整備工場がない、または、営業時間外などの場合は、ロードサービスへ救助を要請しましょう。

ご契約の自動車保険の多くに付帯されていますし、クレジットカードに付帯されている場合もあります。バッテリートラブルは無料で対応してくれる場合もありますので、事前に調べておきましょう。

③　自身で充電を行う

ご自身で、下記の方法で対処できます。

ジャンピングスタート：他の車（救護車）から電気を分けてもらい、エンジンを始動する

ジャンプスターター：ジャンピングスタートを他の車なしでもできるようにする携帯用の小型バッテリー

↓　非常用に一つもっておくと安心です。多機能なShellのジャンプスターター

バッテリーが上がる主な原因

バッテリートラブルは次の原因で起こることが多いです。

他にも、人的ミスとして、ライトの消し忘れ や、半ドアでの放置もバッテリーが上がる原因になります。

エンジン停止時に、ライトの点灯に使われるのはバッテリーの電気です。
ライトの消し忘れや半ドア状態などで、室内灯が点灯し続け長時間放置してしまうと、バッテリーに蓄えられている電気がなくなってしまい、バッテリーが上がってしまいます。

ロードサービスでも出動要因第1位がバッテリー上がりです！

トラブルを防ぐ方法

定期的な点検が一番大切です！

バッテリーは、経年とともに蓄電力が弱くなり、バッテリー上がりを起こしやすくなります。また、寒さに弱いため、冬場は特に放電力が弱くなり、エンジンがかけづらくなっていきます。 内部にある液も経年劣化や液漏れによりバッテリーの腐食が進行し、接触不良や充電不足の原因となります。

バッテリーの点検をしてもらい、電圧や劣化状況を機器で計測したり、バッテリーの液面が低くなっている場合は、補充などをしてもらいましょう。

また、長期間運転しないクルマも、週に一度はエンジンをかけ、10〜20分程度走行することをおすすめします。

降車時は、半ドアでないか、ライトの消し忘れはないか？などしっかり確認しましょう。防犯の意味でも重要です。

まとめ

車のバッテリーは、車をスムーズに動かすための重要なパーツです。

バッテリー切れによるトラブルは突然起こることが多く、出先で突然動かなくなることもあります。

ですが、日頃から注意を払うことで未然に防ぐことが可能です。定期的な点検や適切なメンテナンスを心がけ、安心してお出かけできるようにしておきましょう！

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