【基礎知識】エアコンフィルターの役割と交換の必要性を解説!

こんにちは!ふじめろです。
寒い冬が終わり、春から夏にかけておすすめするメンテナンスの一つが、『エアコンフィルター交換』です。
エアコンフィルターは、見えないところで、車内の空気をきれいにしてくれているパーツです。
この記事では、エアコンフィルターの役割、交換のタイミング、そして交換をしないでいると どんな問題が発生するのかを詳しく解説します。
エアコンフィルターの役割
エアコンフィルターは、外気から入るホコリ、塵、花粉、さらには 車内の微小な粒子やニオイ成分を取り除いてくれます。
特に春先や秋口には、花粉や黄砂、PM2.5などの気になる有害物質も吸着してくれますので、車内の空気をきれいに保つために、重要な働きをしています。

エアコンフィルターの交換時期
エアコンフィルターの交換時期の目安として一般的に推奨されるのは
1年に1回 または 10,000km走行ごと
これらはあくまでも目安なので、使用環境や地域によっては これよりも早めの交換が必要になることもあります。
例えば、砂埃が多い地域や花粉の多い季節に頻繁に運転する場合、フィルターの汚れは早く進行するため、定期的な確認と早めの交換を心がけましょう。
普段の生活で車の使用頻度が低い場合であっても、車検(2年サイクル)のタイミングで交換することをオススメします。
エアコンフィルターの交換するおすすめの時季は、春の花粉の時期から梅雨に入る前のタイミングです。
蒸し暑くなってくると、エアコンを使用する機会が増えてきます。その前にフィルターを交換しておくことで、いつでも快適にエアコンを使用できますよ。
エアコンフィルターを交換しないとどうなる?
交換前と後のフィルター見てみると一目瞭然です。

家のリビングのエアコンと同じで、フィルターの交換を怠ると、さまざまな問題が発生する可能性があります。
空気の質の低下
ホコリや汚れが堆積し、外気を十分にきれいにできなくなります。アレルギーの方は特に気にかけられてください。
風量の低下
フィルターに詰まりが発生すると、エアコンの風量が著しく減少します。冷暖房の効率が悪くなります。
嫌な臭いの発生
汚れたフィルターは湿気を吸収し、カビや細菌が繁殖することがあります。その結果、エアコンの使用時にいやな臭いが発生します。エアコンフィルターだけが原因ではない場合もありますので、スタッフまでご相談ください。
エアコンシステムへの負担=燃費の低下
汚れたフィルターにより空気の流れが制限されると、エアコンユニット自体に負担がかかり、故障を招く恐れがあります。システムに負担がかかれば、燃費が悪くなります。
まとめ
車のエアコンフィルターを長期間交換しない場合、「フィルターの目詰まり」が起こり、車内の空気がきれいに保たれないばかりか、燃費も悪くなる可能性が高くなります。また、ほこり汚れはカビの温床にもなるため、カビが繁殖し悪臭の原因につながります。
見えないところにありますし、出費を控えたくなる方も多いかもしれませんが、車内環境を整えるために不可欠ですので、定期的に交換しましょう。
最近は、アレルフリーや脱臭、防菌・防カビなど、付加機能をもったフィルターも開発されていますので、お好みに応じて選んでみてください。
交換を希望される方は、スタッフまでお気軽にお申し付けください。
