【知恵袋】春は洗車を強くおすすめします!その理由と必要頻度を解説!

洗車はどのくらいの頻度で行っていますか?
こんにちは!ふじめろです!
春になると、気温が上がりお出かけか楽しみになる一方で、車のボディケアが最も必要な季節でもあります。
春は、洗車が特に重要です!今回は、春に洗車をおすすめする理由や、具体的な頻度についてわかりやすく解説します。
なぜ春には洗車が必要なのか?
春になると車のボディがザラザラして、汚れやすいと感じませんか?実はその原因の多くは花粉と黄砂です。
花粉や黄砂は、人間だけでなく、クルマにとっても大敵です!ボディに傷がつくだけなく、放置すれば、大きなダメージを与えることもあるので要注意です!
ボディを守るには洗車しかありません!
いつも以上のこまめな洗車をおすすめします!
花粉と黄砂がどのようにダメージを与えるのか?
●花粉

毎年2月~5月頃まで、スギやヒノキの花粉が車のボディに付着します。
そして、花粉がボディに付着した後に夜露や雨で濡れて水分を含むと、ペクチンという物質を排出します。
花粉はさわると少しネットリしていますが、乾燥すると、このペクチンがコーティング面や塗装面に侵食し、ボディの腐食の原因となることもあるのです。
●黄砂

春先には、大陸の砂漠などの乾燥・半乾燥地域で、風によって上空数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って飛来し、大気中に浮遊・降下します。これが黄砂です。西日本や日本海側で多く観測されます。
黄砂は花粉と同じく黄色い色をしていますが、花粉より小さく、さわるとザラッとしています。それは黄砂の中にカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどが含まれているからです。
ボディに降り注いだだけではそれほど問題ではありませんが、花粉と同様、夜露が降りたり、雨が降ったりすると水滴にカルシウムイオンやマグネシウムイオンが溶け出してきます。
そして水滴が乾いてくると、イオンデポジットと呼ばれる白い固形物がこびりついてシミになってしまいます。

洗車のタイミングと方法
春の時期は、水洗いでよいので、こまめに洗車することが重要です。水洗いなら1週間~10日に1回したいところです。
手洗いをしてみるとわかりますが、花粉や黄砂が固まってくると、ホースで水をかけた位では落ちなくなってきます。
次の写真は、洗車後10日のものです。
雨が降って乾いたあとだからでしょうか。こんなに汚れるんですね(;’∀’) 花粉と黄砂おそるべし。。。。。。

この時期に絶対にやってはいけないのが、タオルで拭くことです。
ザラザラしている砂や花粉の粒などで、ボディを直接傷つけてしまうので、細かな擦り傷がボディに残ってしまうことになります。フロントガラスも同様です。
ボディに傷をつけずに花粉や黄砂を落とすには、シャンプー洗車する前に、高圧洗浄での洗車(水洗い)がベストです。
洗車場で高圧洗浄機を借りて洗ってもよいですし、洗車機の「泡&高圧ジェット」などのオプションを利用するのもよいですよ!
また、花粉がシミになってしまった場合は、専用の洗浄剤を使用してみてください。
シミになってしまうと、見栄えも悪いので、早め早めの洗車を強くおすすめします!
まとめ
春のこの時期の洗車の必要性について、お伝えしましたがいかがでしたか?
花粉や黄砂は車のボディだけでなく、他にもさまざまな箇所に被害を及ぼします。
例えば、フロントガラスですが、花粉や黄砂が付着したままワイパーブレードを動かすと、ガラスに細かい傷がつくことがあります。また、花粉や黄砂は粒子が非常に細かいため、ボンネット内にも花粉や黄砂が入り込み、エアコンフィルターやエアクリーナーが目詰まりしたり、シートやダッシュボードの上にも堆積し、ガラスの内側なども汚れやすく、視界が悪くなることもあります。
ですから、春のこの時期は、洗車や車内の拭き掃除などをこまめにしていきましょう!
愛車をきれいに長持ちさせるためにも重要ですよ~
